まずは「職業観を覗く」ことから始めよう
2014年8月10日に清風予備校にて第1回しごとびと教室が開催されました。「しごとびと教室」というイベントは、しごとびとの学生チームが中心となって企画運営しているイベントになります。 記念すべき第1回は「ジョブサポーター」の末吉礼さんと「鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab理事」の永山由高さんのお二人をゲスト講師としてお招きし、少人数制・約90分間のしごとびと教室を行いました。参加者は大学2~4年生など様々です。
末吉 礼さん(ジョブサポーター)
河頭中学校、鹿児島玉龍高等学校、福岡の中村学園大学、児童教育学科を卒業し、株式会社NOVA、株式会社リクルートでの営業、その後地元企業と大学生をつなぐインターンシップの仕事に携わる。現在は、ヤングハローワークかごしまにて学卒ジョブサポーター。主に大学生に『幸せに働くには』を考えるきっかけ作りができるように就職支援を行っている。
永山 由高さん(鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab理事)
九州大学法学部を経て日本政策投資銀行(都市開発部→中国支店)。2009年より鹿児島へ。自分の暮らすまちの中に”自分の居場所"があったら、もっと暮らしやすくなるのでは?という考えから、一般社団法人「鹿児島天文館総合研究所(Ten-Lab)」を立ち上げ、地域社会で一人ひとりが役割と居場所を実感できる関係性を築くための活動を展開している。趣味は仕事で、コミュニティを通して人と地域を元気にする仕組みづくりに従事中。
趣旨説明
そもそもなぜ「しごとびと教室」を開催するに至ったのか。それは、しごとびとの学生チームとして参加し、取材・記事作成をしていく中で、ぜひ同世代の学生や高校生にも鹿児島で働く大人の”生の声”を届けたいと思ったことがきっかけです。 そしてこのイベントにおいて最も重要視していることは、よくある「就活イベント」ではないということです。内定を得るためのノウハウを教えるわけではなく、まずは将来社会に踏み出す第一歩として様々な職業観(私にとって仕事ってなんだろう・何のために働くのだろう等)を覗いてみること、そんな場をこの清風予備校で少しずつ創っていきたいと思い、第1回がスタートしました。 第1回しごとびと教室の目的 ・自分だったらどんな想いで働きたいかを考える ・明日からの自分をリアルに想像してみる ・「この場」を「スタート」にする 以上の3つを掲げることで参加者自身も意識をしていただき、前のめりな姿勢でイベントに参加してくださいました。
ゲスト講師のお二人には司会者からの3つの質問を通して、ご自身のプレゼンテーションをしていただきました。
後半は質疑応答含め、対話の場をつくりました。対話の中にゲスト講師も入っていただき、一緒に考えるという機会はこういったイベントに参加しないとなかなか得られない経験ではないでしょうか?
今後もこのようなイベントを継続的に開催していく予定です。ご案内はホームページにて行います。 メール等でのご案内が必要な方は「しごとびと」お問い合わせフォームよりご連絡ください。