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工務店経営

二人で家業を継ぐという選択

有村健弘さん 有村康弘さん

 

※健)→健弘さん 康)→康弘さん

 

刺激的な学生時代

健)僕らは中学から全寮制で、大学は韓国に進学したり、進学中も語学留学やボランティア活動したり、
学生時代、かなりいろんな世界を見ることが出来ました。そういった機会を与えてくれた両親には本当に感謝していますし、視野が広がったなと思います。

お二人はかなり濃い学生時代を過ごされ、1度はそれぞれ就職した後に、2人で家業を継ぐことを選択。
家業を双子で支えるスタイルは、独特の雰囲気を生み出し、業界問わず多くの人に愛されています。
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家族の応援あっての仕事

康)仕事自体で「これが辛い!」みたいなのは特にないんですが、お休みのタイミングが一般企業と違うので(毎週水曜日)家族との時間が思うように取れないのが、すごくもどかしいところです。正直、辛いです。
よく、「仕事と家庭どっちが大事なの?」っていうセリフありますけど、家族の支えがなければ仕事ってやってけないと思うんですよね。仕事のモチベーションは家族ですからね。
健)本当にその通り。家族は生きがい!いなきゃ仕事なんて出来ないし、考えられないですね。

お忙しいお二人にとってやっぱり家族は1番の癒し。ご家族のお話に笑顔が止まりません!

 

業界にとらわれない、オンリーワンの仕事を。
BBQにアパレル業界とのコラボ、住宅業界に新しい風を取り込む。

健)ハウスメーカーもたくさんあれば、何かしら差別化、「らしさ」を出していかなきゃいけない。
だからBBQイベントを実施してみたり、展示会でアパレルのお店とコラボしてみたり、いろいろとチャレンジしてます。一見ハウスメーカーと関係なさそうなんですが、僕たちの仕事は家売りではなくって、「お客様にいろんなライフスタイルを提供させていただく」ことなんですよね。だから正直、生活に1ミリでも関係あればそれはライフスタイルの一部としてお客様に提供させていただく価値があると思ってるんです。
康)また、BBQやりたいな~笑

何でも全力でチャレンジされているからこそ、お二人の周りにはたくさんの方が集まってくるのかなと感じました。
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※左が健弘さん、右が康弘さん

 

2人の中にある絶妙なバランス感覚とは

健)特に仕事の役割分担を明確にここ!と決めてるわけではないですが、2人の中で何となくあるのかもしれませんね~。そこは双子なんで、阿吽の呼吸ってやつかもしれません。仕事で揉めたり喧嘩することもほとんどないですしね~。
康)ふつう兄弟だったらどっちも経営やりたい!みたいになると思うんですけど、僕の場合経営とかあんまり興味なくて、、、。兄が光だったら僕は影!?的な、、、(笑) 自然と「兄がそれをするなら僕はこれ」みたいな感じで上手く役割が出来てるんじゃないですかね。それは僕が前に出ないように心がけてるとか、実はもっと前に出たい!とかいうんじゃなくて、僕にとっても心地よいものなんですよ。

健弘社長がスーツなら、康弘社長は作業着、みたいな感じで服装も何となく分けているそうです。
それにしても、お二人の掛け合いは息ピッタリで驚きます、、、。

 

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学生にメッセージを!

健)学生のうちに経験出来ることはとにかく経験してみるべきだと思います。それから本を読むこと。つまり、出来るだけたくさんの世界や考え方を知っておいたほうが良いということですね~。
康)これからの時代、今ある仕事はどんどん無くなっていって、逆に新しい仕事が増えたりもします。どんな社会になるのかわかんないんですよ。
健)だからこそ迷ってウジウジしてても仕方ない。まず足を動かしてみよう!
僕らは「家業を継ぐ」という選択をしたけれど、学生時代の経験が今の仕事にも影響していると思います。
たくさん動いて自分らしさを見つけていってください!
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